適度な運動を
運動不足がさまざまな病気の要因になることは知られていますが、実は抜け毛の要因にもなります。
その理由は、運動すると体内の血液の循環が良くなりますので、頭皮の血行もよくなり、血管から毛根へ届けられる栄養が増えることになります。
そのため、抜け毛の症状が頭皮の血液循環が悪いことに起因している場合は、適度な運動を行うことで抜け毛を予防することができます。
運動の強度は、軽く汗ばむ手前ほどの強さでも十分で、1日30分くらいの運動を毎日続けることができれば理想的です。
また、運動すれば一時的に血行がよくなりますが、もともと血液の循環が悪い人は、運動をやめてしばらくするとすぐにもとに戻ってしまいます。血液循環の良い体をつくるためには、運動を毎日継続することによってことがとても重要です。日ごろほとんど運動をしない人にとってはなかなか大変かもしれませんが、最初から無理をせず、軽いウォーキングから始めるとよいでしょう。
睡眠中に髪は成長する
毛髪は、時間帯によって成長速度が変化します。最も成長する時間帯は午後10時から午前2時くらいと言われています。
この時間帯では、頭皮の血管の末端である毛細血管が拡張します。拡張した血管によって毛根へ送られる栄養が増え、毛母細胞の新陳代謝が活発になります。そのため古くなった細胞がは再生し、毛髪は成長します。
ただし、それはこの時間帯に睡眠していることが前提の話です。この時間に起きていた場合、頭皮の血管を流れる血液は毛母細胞ではなく別の細胞に栄養を送ることになり、毛髪へ栄養が届かなくなります。
そのため午後10時から午前2時の間に睡眠することはとても重要なのです。
頭皮のダメージも睡眠中に修復
睡眠が抜け毛予防にとって重要なのはそれだけではありません。
昼間、髪や頭皮は紫外線などさまざまな要因でダメージを受けます。そのダメージは睡眠中に体内のホルモンや免疫細胞によって修復されます。
したがって、睡眠時間の不足すると髪や頭皮が受けたダメージを完全に修復することができません。
睡眠時間の不足が続くと、ダメージが蓄積され、髪の成長を妨げてしまいます。
抜け毛予防のためには、夜更かしせず、できれば午後10時以降の髪の成長する時間帯から十分な時間の睡眠をとることをこころがけましょう。