毛根に十分な栄養を
「髪は血管が固まったもの」という考え方がありますが、髪の根っこである毛根は頭皮の内部で血管とつながっており、血管を通る血液の中の栄養が毛根に送られることによって髪は成長します。
外用薬タイプの育毛剤のように、頭皮に直接薬液を塗布することで毛根に栄養を与える方法もありますが、外用薬で毛母細胞に届く栄養は、血管から直接届けられる栄養に比べれば非常に微々たる物です。
そのため、育毛剤だけに頼らず、普段の食事で十分な栄養を摂取することは育毛にとってとても重要なことなのです。
特に毛髪にとって必要な栄養素は、現代人の食生活では意識して摂取しないとすぐに不足しがちです。日々の食事で毛髪にとって必要な栄養素が不足していないかどうか、チェックしてみましょう。
バランスの良い食事を
栄養に不足や偏りがあると身体にとって良くないのは当たり前のことですよね。もちろん髪にとっても同じです。
食事は過不足なくバランスよく摂ることが望ましいとよく言われますが、それは「最小率の法則」という考え方からきています。
これは、たとえば、抜け毛予防にとって非常に重要な栄養素であるビタミンEをたくさん摂取したとしても、ビタミンCの摂取量が少ないと、摂取したビタミンEの中で機能するのはビタミンCと同じ量になってしまうという考え方です。
ビタミンだけではなく、たんぱく質・ミネラル・ビタミンをバランスよく摂るようにこころがけましょう。
必要な栄養素を含む食材
「タンパク質」は髪のもとになる栄養素です。タンパク質は肉類、魚類、大豆などに多く含まれています。
「ミネラル」は毛髪の維持に必要な栄養素で、体の中で作ることができません。ミネラルが豊富な食材は穀類、豆類、わかめ、レバー、牡蠣などがあります。
「ビタミン」は毛髪の栄養となるものです。ビタミンA、B、C、Eを不足なくバランスよく摂りましょう。
ビタミンAは多く含まれているのは緑黄色野菜、ミルク、卵、ブルーベリーなどがあります。ビタミンBは豆類、ナッツ類、チーズ、玄米、豚肉などに多く、ビタミンCは柑橘類、緑黄色野菜、ジャガイモ、サツマイモ、アセロラなど、ビタミンEは牛肉、豚肉、鮭、たらこ、小麦胚芽、アーモンド、バターなどに多く含まれています。
これらの食材をバランスよく食べることが大切ですが、普段の食生活で不足しがちな人は、サプリメントで補うのもよいでしょう。